TIDALを日本で使う方法【VPNを利用する】

TIDALを日本で使うためには、VPNが必要です。VPNを使ってアメリカのサーバーに接続すれば、誰でも簡単にTIDALにアクセスできるようになります。

高品質な音源を提供するスウェーデンのサービス「TIDAL」ですが、日本では展開されていません。

このような疑問を持つ方に向けて、VPNを使って日本でもTIDALのアカウントを作る方法を解説していきます。

TIDALが日本でサービスを展開していない理由

TIDALが日本でサービスを展開していない理由は明らかになっていませんが、おそらく課題となっているのが権利関係の話でしょう。

音楽や映像コンテンツを配信する際には、国ごとにライセンス契約をする必要がありますが、日本で配信するための契約ができないのだと思われます。

現時点（2022年3月時点）で、TIDALは欧米を中心に展開されています。

日本向けの展開がいつになるのかはわかっていませんが、すでに以下のように日本語のページが用意されているので、まもなく展開されるという見方もあります。

しかし、トップページの「無料トライアルを始める」から登録しようとすると、「申し訳ありません！残念ながら、TIDALはお住まいの国ではまだ利用できません。」と表示されてしまいます。

VPNだと日本からTIDALのアカウント作成ができる理由

日本からTIDALのアカウントを作りたい場合は、VPNサービスを利用します。

VPNとは、バーチャル・プライベート・ネットワーク（Virtual Private Network）の略です。

VPNサービスを使うことで、専用サーバーを経由して、Webサイトやサービスにアクセスできるようになります。

言い換えると、VPNを通すことで、実際のアクセス元とは異なるサーバーからアクセスしているように装うことができると言う仕組みです。（装うと言っても、違法ではありません。）

たとえば、グローバルで展開されているサービスでは、IPアドレスを使ってアクセスしている国を特定しています。

したがって、IPアドレスによって日本からのアクセスだと判断されると、Webサイト上には日本向けのコンテンツが表示されるようになっています。

しかし、VPNを使ってアメリカのサーバーを経由してアクセスすると、アメリカからアクセスが来ていると判断されるので、Webサイト上にはアメリカ向けのコンテンツが表示されます。

この仕組みを利用すれば、日本にいながらにしてアメリカからTIDALにアクセスできるので、TIDALのアカウントを作成できるのです。

日本からTIDALのアカウントを作る方法

実際にVPNを使って、TIDALに登録する手順は以下のとおりです。

STEP3：TIDALのアカウントを作る

VPNに接続した状態のまま、TIDALのアカウントを作ります。

TIDALのホームページにアクセスして、「無料トライアルを始める」を押します。

メールアドレスやSNSアカウントとの連携などを選択できます。

SNSと連携させると、利用規約への同意を求めてきます。

利用規約に同意すると、プランの選択画面が出てきます。

プランは、「Hi-Fi」プランと「Hi-Fi Plus」プランから選べます。

「Hi-Fi」プランは、月額9.99ドル、「Hi-Fi Plus」プランは、月額19.99ドルです。

「Hi-Fi」プランには7日間の無料トライアルがあり、契約をすると30日間は無料で使えます。

「Hi-Fi Plus」には無料トライアルはありませんが、契約すると30日間は無料で使えます。

高品質の音楽を聞きたい場合は、「Hi-Fi Plus」一択でしょう。

支払方法は、クレジットカードかPayPalを選択できます。

クレジットカードの場合は、名前やカード番号等の必要事項を入力します。

決済が完了したら、アカウントの作成は完了です。

まとめ

まとめると、日本からTIDALのアカウントを作る方法は、以下のとおりです。