ExpressVPNとは、世界中にVPNサーバーを有するVPNサービスです。
ExpressVPNの料金は、どのようなプランがあるのでしょうか。
複数のVPNがある中で、ExpressVPNの料金は比較的高いといわれていますが、その理由とは?
ExpressVPNの料金や他社VPNとの料金比較、さらにExpressVPNを選ぶメリット・デメリットについてまとめました。
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ExpressVPNの料金
ExpressVPNの料金プランについて、ご紹介します。
他社VPNと比較し、ExpressVPNは高いのか安いのかという点もチェックしてみましょう。
- ExpressVPNの料金プラン
- ExpressVPNの価格はドル
- ExpressVPNの料金を他社と比較
ExpressVPNの料金プラン
ExpressVPNの料金プランは、契約期間が異なる3つのプランのみとシンプルです。
機能はどのプランでも同一となり、申し込み初年度の料金プランは以下のようになっています。
契約期間 | 料金/月 | 日本円($1=140円) |
---|---|---|
1ヶ月プラン | $12.95 | 1,813円 |
6ヶ月プラン/月 | $9.99 | 1,398円 |
12ヶ月プラン/月 | $6.67 | 934円 |
1ヶ月プラン
ExpressVPNの1ヶ月プランは$12.95となり、日本円で約1,800円となります。
どのプランでも30日間の返金保証がついています。
「海外出張などの短期利用のみでいい」「じっくり使用して長期利用を検討したい」という方は、1ヶ月プランから試してみるといいでしょう。
6ヶ月プラン
ExpressVPNの6ヶ月プランは$9.99で、日本円で約1,400円となります。
5ヶ月以上利用するのであれば、6ヶ月プランにしておいた方がいいでしょう。
「1ヶ月プランでは割高になりそう」「数ヶ月使ってみないと継続の判断が難しい」という方は、6ヶ月プランがいいでしょう。
12ヶ月プラン
ExpressVPNの12ヶ月プランは$6.67で、日本円で約934円です。
最も割安になるプランなので、長期的に利用するのであれば12ヶ月プランがおすすめです。
ExpressVPNの価格はドル
ExpressVPNの価格はドルベースでの設定となっているため、為替レートによって変動します。
近年は円高の傾向が続いていますので、$1が140円~150円近くなる場合もあるでしょう。
為替レートの変動による、ExpressVPNの料金の違いは以下のようになります。
契約期間 | 料金/月 | 日本円($1=140円) | 日本円($1=145円) | 日本円($1=150円) |
---|---|---|---|---|
1ヶ月プラン | $12.95 | 1,813円 | 1,877円 | 1,942円 |
6ヶ月プラン | $9.99 | 1,398円 | 1,448円 | 1,498円 |
12ヶ月プラン | $6.67 | 934円 | 967円 | 1,001円 |
あまりにも為替レートを気にしすぎる必要はありませんが、このように変動していると理解しておきましょう。
ExpressVPNの料金を他社と比較
ExpressVPNの料金を他社VPNと比較してみると、このようになります。
それぞれ一ヶ月の料金を比較してみました。
サービス名 | ExpressVPN | MillenVPN | NordVPN | スイカVPN | セカイVPN |
---|---|---|---|---|---|
1ヶ月契約 | $12.95 (1,813円) | 1,580円 | 2,110円~ | 1,097円 | ー |
1年契約 | $6.67 (934円) | 540円 | 800円~ | 938円 | 1,100円 |
2年契約 | ー | 360円 | 500円~ | 878円 | ー |
VPNのサービス内容も同時に比較するべきではありますが、料金だけを比較するとExpressVPNは高額であるといえるでしょう。
「なぜExpressVPNが高額なのか」「この料金に見合ったサービス内容なのか」を確認しておきましょう。
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ExpressVPNのメリット
「ExpressVPNが本当に必要なのか」と迷う方は、ExpressVPNのメリットについて確認しておきましょう。
ExpressVPNを使用すると、以下のようなメリットがあります。
- 帯域幅が制限されていない
- アプリが使いやすい
- 対応端末が多い
- サーバーが全世界に設置されている
- ノーログポリシーを採用
- セキュリティが強い
- Network Lockが実装されている
- 真夜中でも対応可能な24時間サポート
帯域幅が制限されていない
帯域幅とは、事実上の制限速度の上限を意味しています。
帯域幅が広いと送信できるデータ量が多くなり、短時間で済むようになるため、通信速度が速いといわれる状態になります。
数あるVPNの中でもExpressVPNは通信速度が速いといわれており、ストリーミングサービスの視聴といった大きなファイルダウンロードも快適に行えます。
アプリが使いやすい
プライバシーやセキュリティを保護するため、アプリをインストールしてExpressVPNを使用します。
ExpressVPN接続のオン/オフをボタンひとつで操作しますので、操作の複雑さは心配ありません。
「通信系の設定は難しそう」と感じる方、機械が苦手な女性でも、簡単にアプリを操作できるのがExpressVPNの魅力のひとつであるといえるでしょう。
対応端末が多い
ExpressVPNは同時に最大8台まで端末の接続が可能で、その対応端末の種類が多いのが特徴です。
パソコンやタブレット、スマホはもちろん、スマートテレビやゲーム端末といったほとんどの端末での接続が可能です。
Windows/Mac/iOS/Androidといったシステムにも対応しています。
異なるデバイスであっても、家族全員のプライバシーやセキュリティを保護します。
サーバーが全世界に設置されている
ExpressVPNは全世界の105ヵ国以上に、サーバーが3,000以上設置されています。
VPNは利用者が多くなるとサーバーに負担がかかり通信速度が遅くなるという懸念がありますが、世界中にサーバーを分散させてスムーズに接続できるようにしています。
南極を除くすべての大陸に設置されており、世界中どこにいても接続可能です。
日本では、東京・渋谷・横浜・大阪に、ExpressVPNサーバーロケーションが設置されています。
参照:ExpressVPN|VPNサーバーロケーションの一覧
ノーログポリシーを採用
ノーログポリシーとは、VPNプロバイダ側でIPアドレス、閲覧履歴といったオンラインアクティビティに関するデータを保存しないという意味です。
利用者が訪れたページの履歴や転送したデータ量などの、ログ(記録)を残しません。
例えば、クレジットカードを使って買い物をしたとしても、それらの個人情報をExpressVPNは収集していません。
政府機関や警察などの捜査機関が追跡をしようとしても、作業が困難になるでしょう。
セキュリティが強い
AES-256bit暗号化方式とは、米国標準規格としても導入されている暗号化方式でセキュリティが強いという特徴があります。
AESとは、Advanced(高度な) Encryption(暗号化) Standard(標準)の頭文字をとったもので、日本語では「高度暗号化標準」と訳されます。
解読するのは困難であり、利用可能な中で最も強力な暗号化標準です。
米国政府に認定されている強度なセキュリティを持つのが、ExpressVPNです。
Network Lockが実装されている
Network Lockとは、VPN接続が予期せずに切断された場合、インターネットトラフィックをブロックし、データを保護する機能です。
キルスイッチとも呼ばれるもので、ExpressVPNにはNetwork Lockが実装されています。
VPN接続が切断された状態に気付かずインターネット接続を使用してしまうと、情報漏れや不正アクセスの被害に遭う危険性が高まります。
Network Lockが実装されているので、インターネット接続そのものを切断し、このような危険から回避できるようになります。
真夜中でも対応可能な24時間サポート
ExpressVPNの運営会社はイギリスに本社を置く、Express VPN Internationalが運営しています。
しかしだからといって日本でのサポートがないと、利用しにくくなってしまうでしょう。
ExpressVPNでは、365日24時間対応しているライブチャットが提供されていますので、日本からでもいつでもサポートを受けられます。
日本語で入力しても英語に変換されてやり取りができますので、英語に不安がある方でも問題ありません。
ExpressVPNのデメリット
ExpressVPNはメリットだけでなく、以下のようなデメリットもあります。
デメリットを正しく理解し、ExpressVPNを利用すべきか検討していきましょう。
- 料金が高め
- 同時接続デバイス数が少ない
- 中国から接続しにくい場合がある
料金が高め
ExpressVPNは他社VPNと料金だけを比較すると、高めの印象です。
「最も安いVPNを探したい」という方には不向きであるといえるでしょう。
しかしExpressVPNは高品質であり、内容を加味すれば決して高い料金ではありません。
ExpressVPNは、「高品質でセキュリティの強いVPNを選びたい」という方におすすめです。
同時接続デバイス数が少ない
ExpressVPNの同時接続数は、最大で8台となっています。
1人で使用するのであれば8台は充分な数字に感じるかもしれませんが、家族で共有するとなるとパソコンやスマホまでを全てカバーするのは難しいかもしれません。
他社のVPNでは、「最大10台」や「無制限」というものもあります。
同時接続数が8台という数字が多いか少ないかは個人差があるでしょうが、このような制限があると理解しておきましょう。
中国から接続しにくい場合がある
ExpressVPNは「中国では繋がりにくい」という口コミが見られます。
中国での政治的理由が関与していると考えられ、時間やタイミングによってExpressVPNが繋がりにくいようです。
留学や長期滞在する場合だけでなく、旅行などの短期滞在でも不便を感じるかもしれません。
ExpressVPNへのお問い合わせメッセージも繋がらないようなので、中国で利用したいと考えている方は事前によく調べておくようにしましょう。
ExpressVPNがおすすめの人
ExpressVPNにはメリットもデメリットもあり、以下のような人におすすめです。
- 品質の良いVPNを使いたい人
- 使いやすいVPNを求めてる人
- 海外旅行や出張が多い人
品質の良いVPNを使いたい人
ExpressVPNは厳格なプライバシーポリシーを採用していますので、品質の高いインターネット環境を整えられるようになります。
他社と比較した際に料金が高額になるとしても、品質の部分を重視したいという方に向いています。
Wi-Fiがあればインターネットに接続はできますが、さらにセキュリティを重視したいという方がVPNを使用します。
ExpressVPNのように品質の高いものを選びたいと考えるのは、当然といえるでしょう。
使いやすいVPNを求めてる人
どんなに品質が高くても、使い方が複雑なものは日常的に使いにくいです。
ExpressVPNのアプリはオン/オフがわかりやすく、直感的に利用できます。
海外製品だと「日本人の感覚にマッチしない」「初期設定が面倒」などの悩みがあるケースが多いですが、ExpressVPNは使いやすいので心配不要です。
海外旅行や出張が多い人
ExpressVPNは全世界の105ヵ国以上にサーバーが設置されていますので、海外でも日本にいる時のようにインターネットが使用できます。
特定の国に行く人でなく、行先が不特定であるという人でもExpressVPNなら安心です。
ExpressVPNは内容が充実したVPN
ExpressVPNは米国標準規格としても導入されている暗号化方式で、セキュリティが強いのが特徴です。
料金は他社と比較すると高額になりますが、それだけのサービス内容が充実したVPNであると考えていいでしょう。
高額であるとはいえ12ヶ月プランであれば約1,200円となりますので、1ヶ月100円程度で利用できる計算になります。
VPNに求めるものをよく考え、自分に合うVPNを選びましょう。
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