新興のVPNプロバイダのAtlasVPN(アトラスVPN)は、圧倒的な低価格が評判のVPNです。2年プランだと月額約200円で使えるので、価格を最重要視する人におすすめのVPNです。
AtlasVPNは、2024年4月24日をもってサービスを終了し、AtlasVPNのアカウントはNordVPNに移行されることとなりました。新規のアカウント作成はできませんので、ご注意ください。VPNを検討している方は、おすすめVPNまとめをご覧ください。
- 価格が安い
- 無料プランがある
- 台数無制限で同時接続できる
- ストリーミング視聴には十分な通信速度がある
- 利用実績が乏しい
- サーバー設置国・台数が少ない
- 中国での利用実績も未知数
- 日本語サポートは未対応
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AtlasVPNの特徴は?
本社 | アメリカ |
---|---|
価格 | 1ヶ月プラン:1,319円/月 1年プラン:449円/月 3年プラン:201円/月 |
無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
サーバー台数 | 750台以上 |
サーバー設置国 | 49カ国 |
日本語対応 | なし |
同時接続台数 | 無制限 |
AtlasVPNは、2020年に設立されたアメリカを本社に置くVPNプロバイダです。
まだ歴史の浅いVPNプロバイダですが、価格の安さを武器に少しずつシェアを伸ばしています。
AtlasVPNの評判・口コミ
まだ日本での実績は乏しいため、日本語での口コミ・評判は見当たりません。
そこで、英語圏でAtlasVPNを使っている人の口コミを調べてみました。
今のところ悪い評判は見当たりません。
AtlasVPNでオランダのネトフリを見れた
Just use a VPN to bypass the blocks I used Atlas VPN app (free) and got Better Call Saul season 5 on Netflix after connecting to Netherlands. Easy
— Roman Kovalev (@RomanKovalevz) April 22, 2020
(上記ツイートの翻訳)ブロックを回避するならVPNを使うだけ。無料のAtlas VPNアプリを使ってオランダのサーバーに接続したら、Netflixで「ベター・コール・ソウル」のシーズン5を見れました。簡単です。
簡単に操作できて、しかも安い
what vpn do you guys use?? I use Atlas VPN it's easy and cheap.
— (@kailhyunsuk) November 8, 2020
(上記ツイートの翻訳)みんなVPNは何を使っている?私はAtlasVPNを使っているよ。とても簡単に操作できて安いです。
AtlasVPNはどんな人におすすめ?
AtlasVPNがおすすめの人は、以下のような人です。
- 有料VPNを安価に使いたい人
- 初めてVPNを使う人
AtlasVPNの圧倒的な魅力は、価格が安いことです。
缶ビールに換算すると1ヶ月で1本以下の価格です。
「無料VPNは怖いけど、できる限りコストはおさえたい」という方には、AtlasVPNを使ってみることをおすすめします。
また、「初めてVPNを使うので、どんなものか試してみたい」という方には、AtlasVPNの無料プランから試してみるのもよいでしょう。
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他のVPNサービスとじっくり比較したいなら、おすすめVPNは?【10項目で比較】最強VPNをレビューもあわせてご覧ください。
AtlasVPNのメリット
AtlasVPNのメリットは、以下4つです。
- 価格が安い
- 無料プランがある
- 台数無制限で同時接続できる
- ストリーミング視聴には十分な通信速度がある
それぞれ詳細を解説していきます。
価格が安い
価格は他のVPNプロバイダよりも、さらに安くなっています。
主要なVPNプロバイダと比較した価格を以下の表にまとめました。(それぞれの最長プランと比較しました)
ExpressVPN | 743円/月(1年プラン) |
---|---|
NordVPN | 439円/月(2年プラン) |
SurfSharkVPN | 263円/月(2年プラン) |
CyberGhost | 232円/月(2年プラン) |
PIA | 223円/月(2年プラン) |
AtlasVPN | 201円/月(3年プラン) |
※1ドル110円で計算
利用実績最大手のExpressVPNやNordVPNより安いだけでなく、実績のあるVPNの中でも安価なCyberGhostやPIAよりもさらに安くなっています。
無料プランがある
AtlasVPNは、価格が安いだけでなく無料プランもあります。
多くのVPNサービスでは、返金保証期間が設定されていますが、無料で使えるプランはありません。
AtlasVPNには有料プランの返金保証期間だけでなく、無料プランがあるのでアプリの使い勝手は無料プランで確認できるようになっています。
ただし、無料プランには以下の注意点があります。
- 通信容量は5GBまでしか使えない
- サーバーはオランダ-アムステルダム、アメリカ-ロサンゼルス、アメリカ-ニューヨークの3つしか使えない(ジオブロック解除には不十分なサーバーしかない)
- 24時間365日のサポートや無制限の同時接続などもない
あくまで無料プランはお試しの位置づけなので、本格的に利用する場合は有料プランを契約しましょう。
台数無制限で同時接続できる
AtlasVPNは台数無制限で同時接続できます。
そのため、「家族間で複数のデバイスを同時に接続したい」というニーズにも対応可能です。
同時接続台数を主要サービスと比較すると、以下のとおりです。
ExpressVPN | 8台 |
---|---|
NordVPN | 10台 |
SurfSharkVPN | 無制限 |
CyberGhost | 7台 |
PIA | 無制限 |
AtlasVPN | 無制限 |
台数を限定しているVPNサービスが多い中で、AtlasVPNの無制限は突出した特徴になっていることがわかります。
ストリーミング視聴には十分な通信速度がある
格安のVPNとなると通信速度も気になるところですが、当サイトで計測した限りでは利用する上での不具合は感じていません。
AtlasVPNの有料プランを大手2社と比較すると、以下のようになります。
ExpressVPN | 日本:44Mbps 香港:39Mbps アメリカ:26Mbps イギリス:10Mbps |
---|---|
NordVPN | 日本:42Mbps 香港:38Mbps アメリカ:23Mbps イギリス:9Mbps |
AtlasVPN | 日本:23Mbps 香港:15Mbps アメリカ:9Mbps イギリス:4Mbps |
※VPN未接続の場合は41Mbps
残念ながら大手2社に比べると遅い傾向が見られるものの、ストリーミング放送を視聴するレベルであれば、大きな問題とはなりません。
AtlasVPNのデメリット
AtlasVPNのメリットは、以下4つです。
- 利用実績が乏しい
- サーバー設置国・台数が少ない
- 中国での利用実績も未知数
- 日本語サポートは未対応
それぞれ詳細を解説していきます。
利用実績が乏しい
AtlasVPNは、2020年にサービスを開始したばかりなので、利用実績は10年以上サービスを運営している大手に比べると多くありません。
そのため、インターネット上での口コミや評判も目立ちません。
サービスの利用実績を重視したい方は、業界最大手のExpressVPNやNordVPNなどがおすすめです。
サーバー設置国・台数数が少ない
AtlasVPNのサーバー数は、他社と比べるとまだまだ少ない状況です。
たとえば、他社と比較すると以下のようになっています。(2022年8月時点)
ExpressVPN | 105カ国、3,000台以上 |
---|---|
NordVPN | 60カ国、5,800台以上 |
SurfSharkVPN | 100カ国、3,200台以上 |
CyberGhost | 91カ国、9,500台以上 |
PIA | 78カ国、台数非公開 |
AtlasVPN | 49カ国、750台以上 |
サーバー設置国が少ないと、ジオブロック(地域制限)を解除できるオプションが不十分になる可能性があります。
たとえば、AtlasVPNにはインドやトルコにサーバーないので、インドやトルコのサーバーを利用してサブスクを安く契約するという使い方はできません。
韓国にもサーバーがないので、韓国版Netflixや韓国限定コンテンツを見るのにも適していません。
また、台数が少ないとサーバーへの接続状況が悪いときの代替ができない可能性もあります。
まだ開始から間もないサービスなので、これから増えていくことに期待したいところです。
中国での利用実績も未知数
VPNを利用する人の中には、「中国での検閲を回避したい」という人も少なくありません。
AtlasVPNはいくつかのレポートで、中国でのVPN接続に問題ないとされています。
しかし、以下のようなツイートも見られます。
Is anyone else having issues with @Atlas_VPN in China or is it just me? 😭
— Irina Xiang (@irinaxiang) July 29, 2022
(上記ツイートの翻訳)誰か中国でのAtlasVPNに問題ありませんか?私だけですか?
中国政府は、VPNを常に取り締まっているので、ある日突然使えなくなることもあります。
AtlasVPNはサービス開始から日が浅いので、政府当局にどこまで柔軟に対応できるかは、未知数であると言わざるを得ません。
日本語サポートは未対応
管理画面の右下にサポートやチャット機能がありますが、残念ながら日本語には対応していません。
ただし、複雑な英語が使用されることは少ないので、DeepLのような翻訳ソフトを使えばコミュニケーションに大きな支障はないはずです。
どうしても「英語アレルギーがあるからダメ」という方は、ExpressVPNやNordVPNのような日本語でもチャット可能なサービスをおすすめします。
AtlasVPN有料版の登録・購入方法
ここからは、AtlasVPN(有料版)の登録方法を解説していきます。(無料版を使いたい方は、こちらのページからダウンロードして利用できます。)
手順は以下のとおりです。
- ホーム画面から「オファーを手に入れる」をクリックする
- 料金プランを選択する
- アカウント用のメールアドレスを入力する
- 支払い方法を選択して入力する
- メールアドレスを認証し管理画面に入る
- アプリをダウンロードする
- アプリを認証しアプリを使えるようにする
以下画面付きで解説していきます。
Atlas VPNの公式ページから、「オファーを手に入れる」をクリックします。
クリックすると価格プランが出てくるので、お好みのプランを選択します。
プランを選択するとアカウント作成画面になるので、メールアドレスと決済方法を選択します。
決済方法は、クレジットカード、Google Pay、Paypalのほか、仮想通貨も選択可能です。
クレジットカードを選択すると、以下の画面になります。
必要事項を記入して、「購入を完了する」を選択すれば決済は完了です。
購入を完了すると、メールアドレス宛に認証用のメールが送られてきます。
認証メールの「Confirm sign-in」をクリックすると、管理画面が出てきます。(パスワードの設定は不要です)
ここで左側の「Account」をクリックして、以下のようにPremiumと表示されていれば、有料会員になっていることがわかります。
管理画面のホームに表示されている該当のデバイスのところで「Download」を押すと、アプリをダウンロードできます。
ダウンロードできたらアプリを開いて、登録したメールアドレスを入力します。
入力すると再びメールアドレス宛にメールが送られてくるので、「Confirm sign-in」をクリックします。
クリックするとポップアップが出てくるので、「AtlasVPNを開く」を押すと、以下のように「正常につながりました」と英語で表示されます。
少し時間が経つと、以下のようにアプリが開きます。
なお、無料版の場合は、アプリを開いた後は以下のようになっています。
国の横に王冠マークがついているサーバーは、プレミアム会員(有料会員)でないと使用できないことを意味しています。
AtlasVPNの使い方
アプリのインストールまでできれば、使い方はとてもシンプルです。
- アプリを開く
- アプリ上にある国をクリックする
- 接続できると、接続した国の国旗が電源マークに変わる
- 切断するときは、画面の右にあるボタンをクリックする
アプリを開いたら、アプリ上にある国のところをクリックすれば接続できます。
接続すると、以下のようにCurrent Connectionのところに現在接続されているサーバー国が表示され、該当するサーバー国の国旗が電源マークに変わります。
切断するときは、画面の右にあるボタンをクリックするだけです。
まとめ
以上、AtlasVPNの解説でした。
AtlasVPNは、価格をおさえたい、同時接続台数の制限を気にせずに使いたい人向けのサービスと言えるでしょう。
メリット | デメリット |
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価格が安い 無料プランがある 台数無制限で同時接続できる ストリーミング視聴には十分な通信速度がある | 利用実績が乏しい サーバー設置国・台数が少ない 中国での利用実績も未知数 日本語サポートは未対応 |
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